1952-04-18 第13回国会 参議院 農林委員会 第24号
この四国、中国、つまり瀬戸内海を中心とする典型的な急傾斜地帶はもはや開墾する余地というものは残されていないのでありまして、これは私たち別の角度から見て、瀬戸内海を国立公園として日本の第一の自然の美を保護するという点、或いは私たちの宇和海の方面も高知県の一部にかけて今度国立公園に編入するという立場から見まするというと、各島嶼が皆禿山になつて、頂上まで耕やされる範囲というものは全部耕してしまつて、殆んど緑地帶
この四国、中国、つまり瀬戸内海を中心とする典型的な急傾斜地帶はもはや開墾する余地というものは残されていないのでありまして、これは私たち別の角度から見て、瀬戸内海を国立公園として日本の第一の自然の美を保護するという点、或いは私たちの宇和海の方面も高知県の一部にかけて今度国立公園に編入するという立場から見まするというと、各島嶼が皆禿山になつて、頂上まで耕やされる範囲というものは全部耕してしまつて、殆んど緑地帶
例えば一つの市につきましても各地に寺院があり、墓地があり、これによつて大きな都市が非常に狭くされておるというような点もあり、又そういうふうな点は場所によりましては少し離れた所に建てたほうがむしろ都市の振興上なかなかいい場合もある、こういうような意味において、特別な建物は成るべく疎開させて、そういうところを成るべく緑地帶にする。
まあ緑地帶及び緑地というと、都市計画の言葉から申しますと、緑地というと非常に広い空地になりますので、緑地帶というと非常に地域性を持つて参りまして、帶状に入りましたり環状に入りましたりするのでありますが、それに大都市等におきましては、との緑地帯の問題というのは、実は今日都市計画の中では緑地地域という名称において考えておるのであります。
次に守山は現在これは緑地帶に入つておりまするが、名鉄の瀬戸線北山駅から北に十キロ半くらいあります。この守山の予定敷地は名古屋市内でも中央にあり、環境としてもよろしうございますが、交通事情から申しますと、もう名鉄の瀬戸線の支線が名古屋駅に入れない事情になつております。現在約二町ぐらい離れて、それから敷地内に大きな砂防用の池が三つばかりございます。
例えばもう一つの場合は特別都市計画法との関連でありますが、特別都市計画法の第三條によりまして、緑地帶の指定ができることになつております。緑地帶の指定なんというもので立派なことができるのならこんな観光法は要らんということに一応なるのでありますが、この特別都市計画法第三條の対象となつております緑地帶は自然の緑地帶、風光自然の人工を加えざる天然自然の緑地帶の指定ができるのであります。
殊にどこの国の事例を見ましても、国会のまわりには相当に緑地帶を持つべきものでありまして、その関係から申しまして、議会のまわりには余程こういう建築物には注意しなければならんという考から、大体新しい図書館は、国会の建物の左則でありまする旧ドイツ大使館の燒跡を中心にいたしまして、そこに二万坪ぐらいの敷地を得て、相当永久的な図書館を作りたい。
そう廣いところには及ばないが、到るところへ緑地帶を作つたり廣場を作つたりして、子供が学校から戻つてもゆつくり遊べるように、そうして悪企みを考える余地がないように子供にさまざまの競技、集團競技などをさせて、子供の悪化の防止並びに保育の完全を図るということの設備は、一々の施設のところへ入れる乳兒院或いは保育所或いは母子寮というような、そういうふうなもののその上の方の兒童にまでも及ぶところの、非常に廣汎な
すなわち一、地形と同市火災史からして、火元地区となる風上地帶を緑地帶とすること。二、市街地は三箇の防火地帶によつて区画する。三、農業用水を防火用にも使用可能にするとともに、市内二十二箇所に貯水槽をつくる。四、公共用地面積は從來五%であつたのを三〇%とする。五、都市計画地区内の区画路線を連続形としてここに幅員ニメートルの道路を設ける。六、上下水道の改修新設をはかる。
ただ率直に申し上げますと、私ども自身もあの埋立地は緑地帶にでもしたいと思つておつたのであります。しかしながら東京都の財政その他の上から見まして、あれは大体ガラを捨てる所がないので、埋立てをして東京都の財源の一部に充てたいというのが目的であつたようであります。それで防火の方面に意を注ぎまして、先ほど申しました通り、道路は四間でありますが、建築物の後退をおのおの両側とも一メートルずつ認めました。
健康地帶、緑地帶をつくる。また商業繁華街をつくる。週末慰安のための歓興地帶をつくるというのが、区画整理の目的である。そうしてどこの家にも風が通り、日の月を見るような町を建設する。これが区画整理の精神である。なかなか言うことは易いが、絵に描いたぼたもちで食うことはできない。実際にこれを利用することができない。しかも家を建てることもできない。
道路を廣めるとか、その他緑地帶をつくり、貯水地を設けるとか、一々進駐軍側から数その他大きさをさしずしたのでございます。その結果今日もなおかつ露天の設営を認めない。すなわち道路を狭くする露店のごときはつくつてはならぬというので、昨年においても二百戸からの露店が二十日間の間に取去りを命ぜられたというような、特殊な防火都市としての進駐軍側からのさしずを受けながらつくつておる。
しからざれば、中小都市の復興はとうてい不可能と思うのでありまして、すでに地方においては、実情にそぐわない道路の廣さ、不用の緑地帶、資材の不融通性につき、こうごうたる中央不信の声があがつておるのであります。日本復興のために、建設院総裁の御所見をお伺いいたしたいと思うのであります。 厚生大臣にお尋ねいたします。
また近來大衆魚としてのいわし漁業が非常に變調を來したのも、この魚付保安林の伐採あとの點も相當影響があるということを、漁村においては申しておるのでありまして、これらのものを速やかにもとの緑地帶に復元することは、山林局等に任しておいては、とうてい實現できないと思うのであります。
四番目は野草又は緑肥の帶状栽培の実施、これは水平集水渠から百メートル間隔に約十メートル幅の緑地帶を作ろう。それによりまして土地の流失を防止するわけであります。それからこれは開墾地とちよつと関係ありませんのですが、水田地帶におきましては水路網の整備を図つて洪水の調節を図ろう、そういう考えを持つております。大体この五つのことが差当り考えられておる次第であります。